計算機 確定申告

会社員の医療費控除の確定申告書の書き方、自動計算機付き!

投稿日:2018年10月27日 更新日:

給与所得者(会社員、サラリーマンやOLの人)の医療費控除の確定申告書の書き方についてまとめました1

15分から30分程度で作成ができます。難しい計算は計算機を用意しているので、慣れていない人でも簡単に行なえます。

作成の前に

医療費控除の判定

確定申告書を記入する前にどの支払いが医療費に該当するかを判断します。詳しくはこちらのページでまとめています。

用意するもの

申告書の作成では以下のものが必要になります。

  • 黒インクのボールペン
  • 申告書
  • 医療費控除の明細書
  • 医療費の領収書や医療費のお知らせ
  • 源泉徴収票
  • 印鑑(認め印で構いません)
  • 本人の身分証明書のコピー2(運転免許証など)
  • 本人のマイナンバーの通知カードのコピー3
  • 還付先の金融機関の口座番号
  • のり(もしくはセロテープ)
  • ホチキス
  • 電卓

申告書

申告書はPDF形式で国税庁のwebサイトにアップロードされています。自宅やコンピ二などで印刷して用意しましょう。用紙はカラーになっていますが、白黒で印刷しても問題ありません。

現在、平成30年分の申告書はアップロードされていません。国税庁より毎年12月ごろにリリースされます。

  • 申告書第一表
  • 申告書第二表
  • 添付書類台紙

以上の用紙が必要になります。PDFファイルの中には控え用の申告書がありますが、必要ありません。

なお、申告書は税務署で受け取ることもできます。

医療費控除の明細書

医療費控除の適用を受ける人が必ず提出しなければならない書類です。申告書と同様に国税庁のwebサイトにアップロードされています。

 icon-chevron-circle-right 医療費控除の明細書(国税庁PDFファイル)

自宅やコンピ二などで印刷してください。

確定申告書の書き方

医療費控除の明細書

申告書の作成の前に医療費控除の明細書の記入をして医療費の金額などを整理します。

氏名の記入

氏名を記入します。「平成〇〇分」は「30」と入れてください。

医療費通知に関する事項

健康保険組合から送られてくる医療費のお知らせを利用するときの欄です。

医療費のお知らせが何枚もある場合には、全て合計した金額を記入します。

医療費のお知らせに記載されている金額が必ずしも実際に支払った金額になるとは限りません。領収書などで確認して異なる場合には、(1)と(2)にはそれぞれの金額を記入します。

(3)は後日、保険会社や役所から保険金や給付金などという形で医療費の補填をされたときに記入します。医療費の補填とは、主に入院給付金や出産育児一時金、高額療養費などです。

医療費(上記1以外の)明細

領収書を利用するときの欄です。

この欄には交通費や自由診療などを主に記入しますが、「医療費のお知らせ」に記載される保険診療の領収書を記入しても問題ありません。その場合、医療費のお知らせに記入した分と2重の計上にならないように注意しましょう。

氏名と支払先が一致する場合は合算することができます。

(5)は後日、保険会社や役所から保険金や給付金などという形で医療費の補填をされたときに記入します。医療費の補填とは、主に入院給付金や出産育児一時金、高額療養費などです。

明細の下に医療費の額と補填額の合計を記入します。

 

最後に「医療費に関する事項」と「医療費(上記1以外の)明細」の医療費と補填額の合計を求め記入します。

補填額がなければBはゼロとなります。

控除額の計算

申告に必要に金額を計算していきます。

A、B、Dの金額を入力して「計算ボタン」をクリックすると、C、E、F、Gの金額が求められます。

D 所得金額の合計額について

源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」が「D所得金額の合計額」です。

源泉徴収票

計算した金額をそれぞれアルファベットの欄に記入します。

これで医療費控除の明細書は完成です。

申告書第二表

次に申告書第二表を作成します。記入するブロックは4つあります。

扶養控除や配偶者控除、生命保険料控除などの記入は省略します。国税庁で認められている書き方です。

氏名など

氏名、住所を記入します。

申告の年分は「30」と記入します。源泉徴収票に記載されている年分と同じになります。

所得の内訳

源泉徴収票から3つの項目を転記します。

下の所得税の源泉徴収額の合計もそのまま記入しましょう。

16歳未満の扶養親族

平成15年1月2日より後に生まれた子どもなどの扶養親族がいれば記入します。

ここは住民税に関する欄になるため省略できません。

医療費控除

医療費控除の明細書で求めたアルファベットの金額を転記します。

  • A → 支払医療費等 
  • B → 補填される金額

これで第二表は完成です。

申告書第一表

最後に第一表の記入をして還付金額を計算します。

税務署など

申告の年分は「30」と記入します。源泉徴収票に記載されている年分と同じになります。

管轄の税務署はその人の住所から定められています。国税庁のwebサイトで確認しましょう。
  税務署を調べる(国税庁webサイト)

日付は空欄にします。

住所

「住所」には現在住んでいるところを記入します。

「平成〇〇年1月1日の住所」には「31」を入れます。平成31年1月1日以降に引越しをしている場合には引越す前の住所を記入します。

住所が変わっていない場合は「同上」と記入します。

氏名など

氏名やマイナンバーなどの個人情報を記入して、押印します。印鑑は認印で構いません。

生年月日の先頭の数字は元号を表します。

  • 昭和 → 3
  • 平成 → 4 

電話番号は自分の携帯番号で構いません。

「整理番号」と「翌年以降送付不要」の欄には何も記入しません。

所得金額の計算

源泉徴収票から3つの項目を転記します。

源泉徴収票

数字やカタカナは申告書に記載されているものと対応します。

ここでも扶養控除や配偶者控除、生命保険料控除など個別の記入は省略しますが、合計額があるので税金の計算には影響しません。

 

次に医療費控除の明細書の一番下の「G医療費控除額」を転記して、⑯との合計を記入します。

医療費控除の欄にある「区分」は空欄にします。

税金の計算

ここまでの金額から所得税を計算します。

計算機を用意しました。第一表の⑤と⑳、源泉徴収票の源泉徴収税額を入力して「計算ボタン」をクリックしてください4

源泉徴収票の源泉徴収税額

第二表に転記した金額と同じです。

源泉徴収票

計算機で求めた金額を転記します。㉒と㉜と㉞は同じ金額を記入します。

「還付される税金」に金額が入らない場合はどこかで間違えています。見直してみましょう。

還付金の口座

「還付される税金」に金額が入った人は、所得税の還付金を受け取る金融機関の口座の情報を記入します5

申告する人が名義となっている口座を記入しないと還付の手続きができません。

銀行など

ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行の口座を記入する場合は口座番号だけを記入します。

これで申告書の作成は以上となります。

提出の準備

添付書類台紙の作成

申告書のPDFファイルに一緒に入っている「添付書類台紙」に住所や氏名、申告の年分を記入します。

以下の税務署に提出する書類をのりで貼り付けます。

  • 源泉徴収票
  • 身分証明書のコピー
  • マイナンバー通知カード

添付書類台紙は2ページありますが、1ページ目だけを使います。

医療費控除の明細書の裏

医療費控除の明細書の裏に「医療費のお知らせ」を貼り付けます。

領収書は提出する必要はありませんが、申告をしてから5年間各自で保存をしなければなりません。

ホチキス留め

申告書の左上をホチキスで留めます。上から

  • 第一表
  • 第二表
  • 医療費控除の明細書
  • 添付書類台紙

となるように書類を揃えてから留めてください。

  1. 給与所得以外に所得がある場合は対応していません。
  2. 運転免許証などの顔写真がついている身分証明書を用意しましょう。
  3. マイナンバーカードのコピーを提出することも可能です。その場合には、身分証明書と通知カードのコピーは必要ありません。
  4. この計算機は住宅ローン控除などの税額控除がある人には対応していません
  5. 還付金は現金で受け取ることもできますが、手間がかかってしまうので、口座で受け取る方法をおすすめします。 icon-chevron-circle-right 還付金を現金で受け取る方法

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